富裕層が娯楽として人間狩りを行うーその過激で残忍な描写も含め、政治的陰謀論のはびこるアメリカ社会への痛烈な風刺から全米で物議を醸し、一度は公開中止に追い込まれた戦慄のサバイバル・アクション、『The Hunt』(原題・全米3月13日(金)公開)。邦題を『ザ・ハント』として10月30日(金)に日本公開が決定、さらにポスタービジュアルと予告編が解禁されました。
ベティ・ギルピンほか、2度のオスカー受賞を誇るヒラリー・スワンクなど演技派をはじめ、ジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツなどフレッシュなキャストも出演。製作には『パージ』シリーズで知られ、斬新なアイディアによる新時代のハリウッド作品を次々とヒットさせるブラムハウス・プロダクションズを牽引するジェイソン・ブラム。
解禁された本ポスタービジュアルは、豚の横顔の下に「これは“人間狩り”アクションです。」の注意書きが配され、一見ポップな印象を与えていますが、背景には「国の2極化を煽る」「不適切」「病的な殺人ファンタジー」など全米の有力メディアのコメントが並んでいます。これらの強烈なコメントは本作の何を指しているのか?“人間狩り”アクションとは一体何なのか。そして、“豚”は何を意味しているのか。想像力を掻き立てるビジュアルが完成しました。
同時に予告編も到着。本ポスターにも登場する“豚”と共に「全米が封印した今年最大の問題作」とセンセーショナルなキャッチコピーが登場。
プライベートジェットで乗客たちが優雅に過ごしていると、突然、「目覚めた」巨漢の男が不気味に現れ、機内はパニックに陥る。すると「一緒に始末して」とスマートにパニックを制した一人の女性の後ろ姿が。次のシーンでは、森で口を拘束具で締められた複数の男女が次々と覚醒し、草原の中の大きな木箱に集まっていく。中に入っていたのは、機関銃、ナイフ、刀、拳銃などの殺傷能力を持つ武器の数々…状況が理解できないまま、容赦なく襲撃が始まる。「狩るか、狩られるか」、集められた人々は、次第に自分たちの身が危険に晒されていると気づき始める。これは都市伝説の“マナーゲート”、セレブが一般市民を拉致し、娯楽のために狩るゲームであると。「人間ではなく家畜よ」というセリフ通りに、一般市民はあらゆるところから狙われ、襲われる。ある者はガソリンスタンドの店内で、ある者は木陰から、ある者は機関銃で… そんな中、明らかに違う雰囲気の1人の女性、クリスタル(ベティ・ギルピン)は1人、また1人と静かに敵を倒し、大豪邸にたどり着く。そこには、セレブの一人、アシーナ(ヒラリー・スワンク)が待ち構えていた。そして、最後に「観るか、観ないかはあなた次第」と観客を挑発するメッセージとアシーナの高笑いで締めくくられている。
本作がただのバトルロワイヤルではなく、アメリカ社会を痛烈に風刺したブラムハウスならではのサバイバル・アクションを予感させる映像が完成しました。
驚愕の「人間狩り」を題材にモラル破壊の残酷描写で描く、予測不能な戦慄のサバイバル・アクション『ザ・ハント』に引き続きご期待ください!
■『ザ・ハント』 公式サイト
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