予告篇冒頭には、「海で起きるほとんどの事は、誰にも気づかれない。」というコピーが。
地球の71%をも占める海について、人間が目にすることが出来る、知ることが出来る事象は、一体どのくらいあるのか?
映画『海獣の子供』は何を見せてくれるのか、期待が高まる導入になっています。
加えて、音楽を担当する久石 譲よりコメントが到着!
この映画の面白さは、ストーリーとして予測出来ないところにあります。哲学的であるとも言えます。
全編を通してミニマル・ミュージックのスタイルを貫いたので、映画音楽としてはかなりチャレンジをしたと思います。
宇宙の記憶の息遣い、生命の躍動感など観る人のイマジネーションを駆り立てる作品です。
音楽と映像によって観る人の感覚が開放されて楽しめることを期待します。
久石 譲
予告篇の前半は浜辺の静けさを、後半は海の荒々しさを表現したかのような“音”と共に、
“祭り”とは“本番”とは何か――。STUDIO4℃渾身の“海”に呑み込まれそうになるほどの圧巻の映像美を堪能下さい。