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挑発、脅迫、恫喝…これが最悪の悪魔の手!!

映像はクリス・マクニール(エレン・バースティン)が悪魔に憑りつかれてしまった少女キャサリン(オリヴィア・オニール)と対面するシーンから始まります。ベッドの上で聖書を読みふけるキャサリンの顔にはすでに無垢な少女の面影はなく、悪魔にその身を支配され変わり果てた姿となっていました。そんなキャサリンに対し「私を覚えてる?久しぶりだこと」と彼女に憑りついた悪魔と面識がある様子で問いかけるクリスに、「リーガンを捜してるのか?」と不気味な笑みを見せるキャサリン。クリスは50年前に悪魔祓いを受けた実の娘・リーガンと現在は生き別れの状態ですが、そのことさえも見透かされているかのようです。さらに悪魔は少女の声とは思えないほど恐ろしい声で「そうだと言え!」と激昂したかと思えば、今度は「怖がらないで 力になるよ 居場所を教えてあげる お願いすればね」と、か弱いキャサリンの声へと声色を変えて煽り立てます。そんな揺さぶりにクリスが動じずにいると、悪魔は「リーガンに何が起きたか知りたくない?地獄で焼かれてる!」と更なる挑発を繰り返し、キャサリンの体をベッドに激しく打ち付けます。悪魔に憑依されつつも苦しむ様子を見せるキャサリンにクリスは「聖なる者たちの名において 愛する娘リーガンの名において命ずる この娘を解放せよ!」と悪魔祓いを試みるのでした。

悪魔憑きの恐ろしさが本映像でもはっきりと表現されていますが、エレンは非常に難しい役を演じきったオリヴィア・オニールとリディア・ジュエット(もう1人の少女・アンジェラ)と共演していく中で彼女たちに一種の共感を覚えたようで、「自分の内に潜む巨大な力に乗っ取られてしまうというのはとてつもない恐怖よ。部屋に侵入されて誘拐されるのも恐ろしいけど、何かに憑りつかれて自分を支配されてしまうなんて、それ以上に恐ろしいことはないわ」と50年前にも同じことを経験した彼女だからこそ説得力があるコメントを残しています。