各界著名人や大学生、書店員から鑑賞コメント続々到着!

映画『ムーンライト・シャドウ』を一足先にご鑑賞いただいた、
各界著名人や、現役の大学生、さらには全国の書店員さんからの
鑑賞コメントが続々と到着しています!

その一部をご紹介させていただきます!

■永瀬正敏さん(俳優)

赤、青、黄色、、、鮮やかな色を身に纏い、
その身体の中に脈々と流れる河の両岸で、
主人公の彼女はあの世とこの世を見つめ葛藤している、、、

魂に向けられたエドモンド・ヨウ監督独自の世界観、
そして、失った恋人との刻を鈴の音の中に閉じ込めた、
小松菜奈さんの全ての感情が宿った月の様なその瞳に、
僕は思わず吸い込まれてしまった。

 

■岩井俊二さん(映画監督)

月が映す影は光。 視えるもの、視えないもの。
聴こえる音、聴こえない音。
伝え合う動作、連鎖する感情…。
まるで白紙の譜面に白い音符を描いてゆくかのように、
優しく神秘的に進行する物語。
この映画を観た私たちはきっと何か特別な一日を手に入れるだろう

 

■行定勲さん(映画監督)

エドモンド・ヨウらしいリリカルで
幻想的な美しいシーンは
どこか懐かしさに満ちていた。

小さな音に耳をすますような
研ぎ澄まされた感動がこの映画にはある。

 

■今泉力哉さん(映画監督)

不思議で魅惑的な映画。

小松菜奈さんの美しさと格好悪さ。
佐藤緋美さんの美しさと格好悪さ。

ローファーを買いたくなりました。

 

■松本花奈さん(映画監督)

楽しかったこと、驚いたこと、
泣いたこと、笑ったこと、見つめあったこと。
あなたとのかけがえのない思い出のすべては、
あなたがいなくなってからの私を守ってくれるものでした。

果てしなく長い道を走り続けた先には、
ほんの少しの希望がありました。

 

■矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)

詩情を交えた端麗な映像で魅せる エドモンド・ヨウ監督が、
日本の俳優から新たな美を引き出す。

異界との接触に漂う懐かしさは、
アジアに共通する感覚だろうか。

闇の中の光を輝かせる、エドモンドの新境地だ。

 

■六本木 蔦屋書店 映像担当スタッフ

エドモンド・ヨウ監督が描く映画的な不可解さ、
オカルトだけが持ち得る美しさみたいなものを
描いていたように思えました。
ポスターのヴィジュアルイメージが、
良い意味でミスリードを誘発し、
しかし最後にはそのイメージへと帰結していくという、
とても豊かな鑑賞体験をしました。

 

■ヴィレッジヴァンガード下北沢店 店長 米山才季さん

映画にしか表現できない、感じられない空気感があふれていた。
登場するヴィレヴァン下北沢店でさえも!
映画と原作小説の違いもぜひ味わってほしいのでコーナー作ってお待ちしています。

 

■日本大学藝術学部の学生さんたち 

 

大切なひとを失うことは 人生には幾度も訪れることで、
その人の死に手を振って前を向くことも大切であるのだろうと思う。

コロナ禍で大切な人、 自分を突然亡くすかもしれないという不安を生きる
今だからこそ響く作品だ。
(文芸学科 19才 女性)

 


 

倒れている人を無理矢理起こすのではなく、
そっと肩を貸して支えながら、
共に進んでくれるような優しい作品だった。

好きな人への想いも、時の流れも、川の流れも、
止めることができない。
時にはその事実が自分を苦しめるかもしれないけれど、
それでいい。
受け入れられない過去を憎むのではなく、
どうか進む足だけは止めないでいて欲しい。
息の仕方や食べるということを忘れてしまったとしても、
止まらないで欲しい。

そんなメッセージが込められているように感じた。
(文芸学科 19才 女性)

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