2025.06.02
津田健次郎から森川智之に発令された無茶振り不可能ミッション 完全クリア!!前代未聞の上映前後“すれ違い”舞台挨拶レポート!
この度、本作の“大ヒット御礼舞台挨拶イベント”を実施しました!
上映前後の二部構成で行われる本イベント。前半戦となる上映前舞台挨拶ではイーサンの宿敵・ガブリエル(イーサイ・モラレス)の声を演じた津田健次郎さんが登壇しました。
MCの呼び込みにより、津田さんが大きな拍手と共に登場すると「こんなにたくさんの方々にお集まりいただきありがとうございます」と平日にもかかわらず会場を埋め尽くしたファンに向け感謝を述べました。そして、もはや社会現象になりつつある本作について津田さんは「素晴らしかったです。シリーズ1作目に出てきたある人物が登場するんですよ。それがすごく感動しました。そこが一番胸に響きました。」と興奮気味で見どころを熱弁。
御年62歳を迎えるトム・クルーズのアクションについては「トムさんが元気で本当に嬉しいです。」と会場の笑いを誘いつつ、「信じられないです。今回もまた派手なアクションだらけですから」と驚きを隠せない様子。また、“ファイナル”と謳われる本作について「物語的にもAIと人間の対決というのが、トムさんを筆頭にCGを使わずに生身で映画を撮っている方々の心意気を強く感じました。『AIには作れないだろう』といった強い想いがひしひしと伝わり、胸に響きました」とトムをはじめとする製作陣への想いを熱く語りました。
収録の際には森川さんと共にアフレコの掛け合いもあったようで、「コロナ渦を経て、やっと一緒に収録できる環境に戻れて感慨深いものがありました。」と喜びを語りました。森川さんが演じるイーサンを間近で聞いた印象については「『イーサンだ!』と思ってしまい、それが一番嬉しかったですね。」とファンと同じ目線で聞き入ってしまったことを明かしました。また、同じ声優として長く活躍してきた森川さんとの相性について聞かれると、「撮影は細かくこだわってやってはいましたけど、とてもスムーズに進んだと感じています。あと、森川さんからのど飴をいただきました。」とほっこりするエピソードも披露しました。
ここで本日は異例の上映前後“すれ違い”舞台挨拶ということで、上映後に登壇する森川さんへ向けて会場に集ったファンと共に森川さんと津田さんが出演する特別映像の続きを収録。ガブリエルになりきった津田さんが「イーサン、遅いぞ。今回も会えなかったな。まぁ“ファイナル・レコニング”を大ヒットに導くというミッションは順調のようだな。しかしまだまだ足りない。さらなる大ヒットを目指して、本日は新たなミッションを用意した。まず1つ目は君には簡単だろう。先行上映で流れていたトムから日本のファンへ向けた特別メッセージ映像に“生アフレコ“してくれ。お客様への感謝の気持ちが大事だぞ。2つ目はアクションに挑戦してもらう。イーサンならできるはずだ。何に挑戦するかは選んでもらおう。【プロペラ機の翼に掴まり、東京上空を旋回する】【海パン一丁で東京湾に潜り、10分間息を止める】、そして【「トム走り」を会場で披露する】の3択だ。どれを選択するか君次第だ。なお、このミッションが失敗して恥ずかしいことになっても私は一切関知しない。このメッセージは5秒後に消滅する。幸運を祈る。イーサーン!!!」と大勢のファンと共に森川さんが演じるイーサンに向けて無茶振りとも言える不可能ミッションを残し、大盛況のうちに会場を後にしました。森川さんは無事に託されたミッションを遂行することができるのか!?上映後イベントへと続く――。
映画本編の上映が終了し、興奮冷めやらぬ劇場に続いて姿を現したのはもちろん!主人公イーサン(トム・クルーズ)の声を演じた、森川智之さん!
熱気そのままの拍手で迎えられた森川さんは、スクリーンに映し出された様々な大反響コメントを見ながら「僕のところにも色々な声が届いていて、『感動した』『泣いた』なんてことも聞きます。嬉しいですね。吹替え版と字幕版、ダブルで楽しまれるのもちょっと雰囲気も違っていいですよね」と感慨深げでした。
去る5月6日(火・祝)に開催された、トムたち一行が来日した熱狂のジャパンプレミアでトム、翻訳家の戸田奈津子とともにレッドカーペットを歩いた際の写真も投影されると少し照れた様子も見せつつ、『トップガン マーヴェリック』以来3年ぶりの再会、そして完成ほやほやだった本編をトムたちご一行と共に、世界で初めて一般のお客様にお披露目するプレミア上映を鑑賞したとあって、「僕と戸田さんが並んで、その前にトムとマッカリー監督がいらっしゃった。やっぱり(上映中の様子に)注目してしまうんですけど、編集など心中いろいろと悩んだりして上映を迎えているはずで、ここはどうだ!というシーンで2人がグータッチを交わしてましたよ。本当に素敵な経験をさせていただけたと感じています」と森川さんだからこそ目撃できた貴重な瞬間を明かすと会場も感嘆!
続けて「僕は『ミッション:インポッシブル』で吹替えを担当させていただいたのは3作目から。僕がこの映画に出会う前にも2本あって、集大成となるこの作品に積み重ねと歴史を感じて目が潤みました。トムが、もう“映画の神様”のように思えて。皆さんもどう感じられましたか?」と問いかけると共感の波が会場を包みました。
上映前にこの場に登壇していた津田健次郎さんとのアフレコ収録についても話が及ぶと、「一緒にかけあいをできると、やっぱり良いものが仕上がるなと。真横で『イ~サ~~ン!』『パラシュートもないぞ!』って叫ぶのも聞いてました(笑)」と顔がほころび、森川さんも同時収録を喜び非常に楽しんでいたことが伺えました。
ここで、上映前に収録されたばかりの、津田さんからのメッセージ映像が投影! 無茶ブリのようなミッションも課された映像に笑いながら、「これ、さっきここで撮ったの!?よく皆さん笑わずにいられましたね!?(笑)」とツッコみつつ、すっかりトムの吹替え声優としておなじみになった森川さんも「トムの生アフレコは、皆さんを前にやるのは初めてです!」と実はこれが初挑戦!森川さんが生アフレコに挑む映像は、先行上映限定で本編先付として上映され、観客を感動の渦に巻きこんだ、トム・クルーズによる日本のファンへ向けた「ありがとう」メッセージ映像。この度の大ヒット御礼、そして感動を忘れられない熱いファンの要望に応え6月6日(金)より再上映が決まったという胸アツな1本で、森川さんはさすが練習もリハもなく一発勝負でアフレコ開始!!途中、ちょっぴり舌が回らなくなる生挑戦らしいご愛嬌なポイントもありながら、よく耳にするあの森川トムによる感謝の声明に会場からは大きな拍手が巻き起こりました。
そしてミッションはここでは当然終わらない! 森川さんは「あれ、2つ目があるんだっけ?」と堂々ととぼけるも、改めて【プロペラ機の翼に掴まり、東京上空を旋回する】、【海パン一丁で東京湾に潜り、10分間息を止める】、そして【「トム走り」を会場で披露する】の3択が提示されると、「海パンですかね!」とまさかのチョイス! 「でも海パンにもよります、まず見せてください!どういった海パンなのか!僕はいま本物の“パン”なので!」とノリノリで、さらに重ねて「じゃあ、プロペラ機の翼の上で、海パン一丁になってトム走り!これでどうですか!」と全乗せの姿勢まで見せつけるも、現実的でなくなってきた雰囲気に「トム走りにしましょうか。穴が開くほど見てますけど、実際にやったことはない(笑)そりゃそうですよ、スタジオで走ってたら収録できませんし!」とにわかに身体をあたため始めました。スーツ姿で伸脚し、腕と足を振り上げウォームアップを始めるとかなりの切れ味に黄色い声援が沸き始める会場。『ミッション:インポッシブル』のテーマが流されると同時に、全速のトム走りならぬ“トシ”走りでスクリーンを駆け抜けて劇場の外まで一直線! あまりにも完成度の高い完コピ具合に大歓声が沸き起こり、マイクも持たずに「ガブリエル~」と遠くからの声が聞こえてきた会場は笑いと感動が同時に押し寄せ、再び全速でスクリーン前に帰還した森川さんには熱い拍手が贈られました。ハアハアと息があがりながらも「いやいや、皆さんありがとうございます。ちゃんとツダケンに言ってくださいね!やった、って!」と豪快なミッションクリアを見せつけ、本作の勢いにますます弾みをつけました!
先行上映を含み、公開から10日間の累計観客動員数が早くも150万人を突破した記念のパネルとともに写真撮影をすることになるが、なんと想定をも上回るハイペースで前日までに179万人を突破していることが発表され、まさかの29万人も上振れする事態に再び会場は大盛り上がり!森川さんは「日を追うごとにどんどん増えてるんですね!パネル作り、急ぎすぎたんですね?(笑)トムが渾身の力を込めて作った『ミッション:インポッシブル』の集大成、ぜひ劇場に足を運んで何度でもご覧になってください!」と“追いミッション”オススメのアピールを欠かさず。勢い止まらぬミッション旋風、さらなる大席巻を確信させる盛況のイベントとなりました。