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【7月3日(土)公開記念舞台挨拶イベントレポート】トンでもない壇上サプライズに一同ビックリ‼笑顔尽しでフィナーレ幕開け‼

7月3日(土)、本作の<公開記念舞台挨拶イベント>を実施致しました!!


(写真左より、井上、雨宮、梶、倉科、川島)

当日は、主人公・メリオダスとその弟で〈十戒〉のリーダー・ゼルドリスの2役を演じる梶裕貴、ヒロイン・エリザベス役の雨宮天、そしてゲスト声優として作品を盛り上げる、ヒロイン・エリザベスの母であり、女神族を総べる“最高神”役・倉科カナ、メリオダスの弟・ゼルドリスに仕える魔神A役として麒麟の川島明、魔神B役のNON STYLEの井上裕介が登壇。ついに映画が公開された喜びや、作品・キャラクターへの想いなどたっぷり語っていただきました。

 7月2日(金)に公開を迎えた今作は、イベント冒頭にNetflixで日本を除く190ヵ国以上での独占配信が決定していることが発表されました。今回の劇場版は、7年にも渡るTVシリーズで完結した壮大な物語の、その先を描く“最後の映画化”。長きにわたって作品に関わった感慨深い思いを抱えながら、梶は「先日、最終話の放送を終えて、寂しさがどんどん募っている中で、こうして映画館で作品を観ていただけるのは嬉しいです。ぜひ本編を楽しんで欲しいです」とコメント。雨宮は「アフレコが終わった時に最後だと実感がなかったのですが、試写でエンドロールを見た時にこれで最後なんだと寂しくなって、7年間を思い返しました。7年分のエリザベスと歩んできた道のりが見えた気がして、ようやくエリザベスの声優を務めたと胸を張って言える気がしました」と想いを語りました。川島は「1年くらい前にオファーいただいて、好きな作品に出演だなんておこがましい…と思っていたんですが、“魔神A”ということで距離感がちょうどよかったです(笑)。ちゃんと邪魔はしないようになっています!参加させていただいて、ファンとしては素敵な思い出になりました」と振り返り、井上は「魔神Bのルックスは、本当に僕に激似なんです。笑ってほしくないんですが、思っている以上に似ているんで笑わないでください(笑)。スゴイ重要なシーンですので、(映画に)入り込んで観ていただきたいです!」と呼びかけ、倉科は「これを観たら終わってしまうという寂しさと、最後を見届けたい気持ちが混同して複雑な気持ちでした。ここが見たかった!とかこのキャラクターのこんな表情が!がたくさん詰まった愛が溢れている作品です。本当に携われて良かったですし、ぜひ楽しんでいただきたいです」と本作への想いを明かしました。

 そして、アフレコ時の話になると、梶は「エリザベスがメリオダスを膝枕しているシーンがあって、その天ちゃんのお芝居がとても素敵なんです。優しさや温もりが感じられました」と明かすと、「私もそのシーンがアフレコで一番印象に残っています!」と笑顔をみせる雨宮。「今まで本当に私がエリザベスを演じて良いのか悩んでいたところがあったので、梶さんにそうおっしゃっていただいて、エリザベスの母性とか包容力の部分をちゃんと演じられたんだと感じてすごく嬉しかったです」と長年の想いを劇場版にて克服できたと明かしました。また、「メリオダスの声が入った状態でアフレコしたんです!」と興奮気味に井上が話し出すと、「梶さんの声に聞き惚れて何も言えなくなりました!」と川島。感動を思い起こしながらも、「僕が初めに6回ぐらいNG出したのを井上が横でずっとニヤニヤ見てましたが、蓋開けたら(井上は)9回NG出してましたからね」とそれぞれ収録に苦労したそうで、井上は「始まる前、どんな感じの声でいくかとか話してたのに、始まったらもうそんな余裕はなかったです(笑)」と相当緊張して挑んだことが伺えました。同じく、倉科も「すごい緊張して、前もって喉に良いものをたくさん摂取しました。“もっと人間味を抜いて欲しい”など指示がいろいろあったので、すごい難しかったです」と人間ではない役どころに苦労したことを明かしました。

 今までのTVアニメシリーズ含めて、一番印象に残っているセリフを尋ねられると、雨宮は「セリフではないのですが、エリザベスが自分の身をていして虫の攻撃から子供を守るシーンです。あのシーンでエリザベスの印象が凄く変わりました。芯のある女の子なんだと感じられて、そこからエリザベスを一気に好きになりました」と振り返り、梶はいろんなシーンを思い返しながら、「でも一番は“さてさてさーて”と“フルカウンター!”ですね!」とメリオダスの声を披露すると観客から拍手が。雨宮も続いて「エリザベスらしいセリフは“メリオダス様!”ですかね!〈七つの大罪〉がどんなにピンチでもエリザベスはまずメリオダスを心配するので(笑)」とエリザベスならではの一声にみんなからは「確かに!」と共感の声があがりました。

 3000年想い続けるメリオダスとエリザベスにかけて、“変わらないこと”を尋ねられると、梶は「キャスティングいただいた役を誰よりも愛して向き合うこと、ですかね。スタッフやいろいろな方と役を作っていくのですが、役者が一番その役について考える時間があると思うので、そこは大切に意識しているところです」と明かすと、横で恐縮しながら「私はお腹を空かせないように…(笑)」と雨宮。「お腹の音が鳴っちゃうと、他の方の収録に影響してしまうので、お腹の管理は結構大事なんです!」と話す雨宮に、「カバンの中に肉入ってたもんね!」と思い出す梶。そこにすかさず「え、肉!?生肉!??」と井上が突っ込むと、雨宮が「サラダチキンですよ!」と弁解。梶も「生肉ってそれは魔神族っぽいね(笑)」とツッコむ場面も。一方、倉科は「感謝の気持ちを忘れないことです。どんな些細なことも“ありがとう”って常に言うようにしています」と明かし、川島は「睡眠時間です。いっぱい寝て、いっぱい食べる方にはかなわないので。いつも21時半頃には寝てるんです。なので、スタッフさんにエナジードリンクとか毛布とか、いろいろ気を使っていただいていますが、私は健康です(笑)!」と宣言。井上は「TVとかでコンビで表に出る時に俺から出ていきますね。暗黙のルールになってます」と明かすと、川島が「今日も一番先に出て行って、このメンバーでよく一番先頭に行ったと思いましたよ…」といじると、梶も「本当は僕が一番先頭だったのに…」と便乗、そこから巻き起こったボケツッコミの嵐に「やめてやめてーーー(笑)!!!」と制する井上に会場からは笑いが起こりました。

 そしてイベントが終盤に差し掛かったタイミングで、置物として舞台上にあった本作の人気キャラクターである豚の“ホ―ク”が突如動き出すサプライズが!「えーーー怖い!!!」と一番近くにいた井上は物凄いリアクションでいち早く反応。1つ前の舞台挨拶からずっと壇上に飾られていたため、本当に“置物”と完全に信じ込んでいたキャスト一同。「俺が触っちゃったから倒れるのかと思ったら、いきなり動き出した!これは事前に言ってくれてよかったのに(笑)!」と本音をこぼす井上に、「マジでびっくりしました!!井上さんの“呪い”で魂がこもったのかと!」と心底驚いた様子をみせる梶。井上自身も「俺、呪われているのかと思った!!」とコメントすると、梶が「確かにタイトルが“光に呪われし者たち”ですもんね(笑)」と見事にタイトルを“回収”し、雨宮と倉科も「びっくりしたー!!」と驚きつつも、可愛らしく動くホークに喜び抱きつく場面も。川島も「ナイスサプライズ!!」とサプライズに称賛を送りました。

 最後、梶は「7年のいろいろな想いが詰まっている作品のフィナーレを、こういうかたちで迎えられて本当に嬉しいです。素敵な作品になっているので、今後も『七つの大罪』をいつまでも心に残してほしいですし、正統続編として描かれている鈴木先生の連載もあるので、ぜひそちらも楽しんで欲しいです。ここまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!!」とメッセージを送りました。
 そして、豚が富と繁栄の象徴としてさまざまな国で縁起物とされていることから(英語で「Pig might fly(豚が空を飛んだ)」というのは「そんなバカな?!」という意味から転じて「ラッキーなことがあった」「奇跡が起きた」という意味で使われている)、豚のホークを乗せた紙飛行機を用意。アニメ化から7年にも渡る物語の完結という【奇跡】を祝福し、本作がより多くの人へ届くよう【大ヒット祈願】の想いも込めて、可愛らしいホークが乗った紙飛行機は、「七つの大罪大ヒット!」の掛け声とともに空中高く舞い上がり、イベントは幕を閉じました。

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