ニュース|映画『1917 命をかけた伝令』公式サイト

この度、異次元の没入体験を生み出したサム・メンデス監督、
ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイと
ディーン=チャールズ・チャップマンらが、
本作に込めた想いや見どころについて熱弁する特別映像が到着!

解禁された約11分間に及ぶ本映像では、第一次世界大戦を体験した祖父の話をきっかけに初の脚本執筆に挑んだというサム・メンデス監督による本作の題材・ストーリー、そしてワンカット撮影という技法を選んだ想いについて明かすところから始まる。続けて、スタッフだけでなくカメラに追い回されるキャストの動きも重要となる独特な撮影のなかで主演に大抜擢されたジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが登場し、ジョージが「舞台の芝居と同じ。間違えたとしても演じ続けなきゃならない。」、ディーンが「実際に台詞が被ることもあった」と明かすようにトラブルが起きても芝居と撮影を続行したというワンカット撮影ならではのエピソードとその実際の本編映像が明かされ、本年度アカデミー賞で撮影賞を受賞した巨匠ロジャー・ディーキンスが、自身の撮影にかけたポリシーについて熱く語る姿も映し出されていく。

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メイキング映像では、ロジャーが実際にカメラを抱えて撮影する様子や、サム・メンデスともにロケーションをみながら打ち合わせを重ねたり、ジョージやディーンも加わり美術セットも仕上がっていない平地の状態のロケ地でリハーサルに打ち込む姿、またジョージがスタントを使わずに自ら激流に飛び込んだり、砂の塊が容赦なく舞う戦場を駆け抜けるという身体を張ったアクションに挑む姿のほか、『007 スペクター』や『007 スカイフォール』で活躍したプロダクション・デザインのデニス・ガスナー率いる美術チームが史実に忠実な塹壕や廃墟を作り上げ、照明チームがロジャーの監修の元で夜間シーンの撮影に試行錯誤する様子なども映し出され、サム・メンデス監督、ロジャー・ディーキンス、主演キャストの2人はもちろん、本作に参加したすべてのクルーが、”リアルタイムで物語を描く”ことを徹底的に追求して、本作の制作に挑んだことがひしひしと伝わる濃厚な映像に仕上がっている。

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見どころたっぷりの映像の最後は、ロジャー・ディーキンスが「実際にスクリーンで観て、ワンカット撮影の世界と、その撮影技術を堪能してほしい。」と自身が生み出したワンカット映像に自信を覗かせ、サム・メンデスが「”ワンカットで撮影する”そう決めた覚悟が重要なんだ。それが観客の心に響く作品に結実すればこんなに嬉しいことはないね。」と信念を持って仕上げた本作を観客の目に託すコメントで締まる。巨匠たちがこれまでの映画にない異次元の没入体験を追い求めて見事映像化に成功した本作。日本を始め、世界中の観客や賞レースで高評価を浴びる映像を、是非とも劇場公開のうちに最高の環境でご覧ください!

この度、ゼロから制作されたリアルな塹壕のセットにフォーカスした
特別映像が到着!
サム・メンデス監督が、「リアルタイムで描くと決めていた。足音や息遣いまで一挙手一投足を捉えるためだ。」と映像の冒頭で明かすように、観客に若き兵士の壮絶な挑戦を臨場感たっぷりに体感させるためとことんリアルな映像を追求した本作だが、そのこだわりは、ワンカット映像だけでなく物語が展開する美術セットの面でも大いに反映された。特に美術チームの骨を折る作業となったのは、主人公のスコフィールドやブレイクが、全編通して歩き回る長い塹壕。たくさんの兵士たちで溢れかえり、最前線に進むにつれて壮絶な戦いの場へと空気を変えていく冒頭の移動のストロークから、ベネディクト・カンバーバッチ演じるマッケンジー大佐やコリン・ファース演じるエリンモア将軍が待機する内部の美術や、敵であるドイツ軍の塹壕に至るまで、トータルで数キロにも及ぶすべての塹壕のセットを、美術チームの力とその人の手によって、広大な屋外の敷地にゼロから制作されたという。

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『007 スカイフォール』(12)や『ブレードランナー 2049』(17)でもプロダクション・デザインを担当したデニス・ガスナーは「大変な作業量だ。何もない平地でゼロから作り上げたからね。」とその苦労を明かす。デニスのもとで塹壕の美術監督を担当し、過去に『美女と野獣』(17)にも参加していたエレイン・クスミシュコは、史実に忠実な塹壕を作ることにこだわったようで「当時、第一次世界大戦は長期間に及ぶ戦争になると考えられていた。でもイギリスは窮地に追い込まれていて、それ対しドイツ軍の塹壕はコンクリート製で膨大な労力がかけられていたの。」と自身の分析を明かしており、その塹壕の明らかな違いや、忠実さを求めた美術チームの姿は、本映像のメイキングや、映画本編で窺うことができる。

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細部に至るまでの徹底したこだわりは、俳優の演技にも大きな影響を与えたようで、主人公のスコフィールドを演じたジョージ・マッケイは、「塹壕のリアルさに刺激を受けたよ。」、ブレイクを演じたディーン=チャールズ・チャップマンは「役と場面に没頭できた。」と明かしており、さらにディーンは「塹壕の撮影は屋外だったから雨を遮るものはなかった。大雨が降ってきたときに、ふと大勢のエキストラたちを見ると、彼らは軍服を着たまま、少しでも雨をよけようと小さなメタルの下に密集していた。そのときに”100年前もまさに同じ光景だったんだ”と痛感した」と撮影時のエピソードを明かしている。

「観客が体験できるセットよ。実際に塹壕にいるかのように錯覚する。」とこれまでサム・メンデス監督のプロダクションで様々な作品に参加してきた製作のピッパ・ハリスが自信を覗かせるように、ワンカット映像による撮影のみならず、美術の細部に至るまでリアルタイムにこだわられた本作の圧巻の映像体験を、ぜひとも大きなスクリーンで体感していただきたい!

アカデミー賞をはじめ、数々の賞レースを制し
世界中から絶賛の声が届いている本作

昨年末に日本を騒がせた2019年M-1グランプリの王者“ミルクボーイ”も魅了!

この度、お笑い界の新たな時代を築いた2人から、
2月14日(金)から公開となる本作への応援漫才が到着!
コンビ名にもある“ミルク”が印象的なアイテムとして登場することに掛け、
映画同様、ワンカット撮影の応援“ミルク”漫才を披露!

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本作を観て「緊張感がめちゃくちゃある。いつの間にか映画の世界に入っているような面白さでした。」と本作の圧倒的な没入感に驚愕したという内海。「どう撮影しているんだろう、とか最初は気になったけど、そんなこと気にしていられなくなるくらい面白かったです。」と絶賛。駒場はと言うと、実は日頃から映画を観る機会が少ないそうで、本作は『寅さん』以来の映画鑑賞だとか。そんな駒場も「最後まで集中して観ちゃいました。没入感が。」とコメントすると、すかさず、内海からは「没入感、言いたいだけやろ!」と鋭いツッコミが。内海は大阪芸術大学の映像学科で4年間、映像を学んでいたとかで、「僕から観ても制作スタッフが一丸となって作っているのが分かる。人の息遣いまで伝わってくるような迫力…これは僕には撮れない!」と断言。駒場も「今までに観たことない映画!」と感心しきりで、彼らに敬意を評して「コンビ名を“ミルクボーイ 1917 没入感”に改名しよう!」と言うまでトークが盛り上がるほど。2人とも口を揃えて本作の驚きの映像に圧倒された様子。

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そんな2人の他にも、本作にはアニメーション監督の神山健治さんや、行定勲監督、押井守監督など映画関係者をはじめ、走りのプロフェッショナルである末續慎吾選手や高平慎士選手、塚原直貴選手のほか、ゲームクリエイターの小島秀夫さんなど各界の著名人から多くの応援コメントが届いている。映画公開を直前に控え、まさに、日本中で本作への絶賛の声が“伝令”されている。


【著名人コメント一覧 *順不同/敬称略】

■神山健治(アニメーション監督)
『見始めて3分で嫌な予感がひろがる。主人公が置かれる状況も全編ワンカットで撮影する技法も。シンプルだが困難なワンカット撮影に挑戦する映画は何年かごとに現れる。だがこの作品のワンカット撮影は物語が描き出さんとするテーマを補完して余りあるものだ。気がつけばワンカットで撮影されていることなど忘れ、主人公とともに戦場を駆けていた。素晴らしい、これぞ映画だ。』

■瀧本幹也(写真家)
『とてつもない映画体験をしてしまった!ワンカット映像なのに、全編を通して構図や光が全て完璧なことに驚愕した。ギミックを感じさせないので、映画を観ている感覚を失い、自分がその場にいて疾走する興奮を味わった。最も挑戦的で困難な撮影を見事に成し遂げた映画で、羨ましく嫉妬する作品である。』

■末續慎吾(プロ陸上短距離選手、北京五輪銀メダリスト)
『最前線という現実を背景に、伝令兵の「孤独」をあらゆる登場人物に投影させながら、その重く沈痛な色彩映像に戦争の無慈悲さが静かに描かれている。主人公が伝令に走った時間は、英国の深い愛国心と兵の家族への帰還の心情が相対的且つ濃密に表現され「争い」のその先にある本質を感じさせられた。そして、何より国を代表したオリンピアンとして、このストーリーの軸に心の深淵を動かされた。』

■和田竜(作家)
『セリフも少ないし、兵士たちの背景も特に説明していない。にもかかわらず、否応なく私たちは本作に没入し、劇的な場面ではかつてない衝撃を体験する。そして、最後にホッと希望も得られる。これもひとえに全編ワンカット映像だからこそ。』

■行定勲(映画監督)
『照明弾による光と影、燃え盛る炎、無人の廃墟、戦場という舞台をリアルに切り取るサム・メンデスは、舞台演出家として培った場作りの美しさを武器に、夢現のような生と死の狭間に観客を誘う。白い花びらが散る儚さに生命の尊さを見て涙した。』

■山本英夫(撮影監督)
『上映時間、物語のリアル時間、観 客が感じる時間が複雑に絡み合い、 いつの間にか登場人物と呼吸まで 合ってしまう感覚。これぞワンカ ット撮影の醍醐味。緻密な時間の 流れに基づいてそれをやってのけたスタッフの凄まじいまでの力量 が垣間見え役者の心臓の鼓動まで 表現した、撮影監督ロジャー・ディーキンスの撮影設計に感服。』

■鈴井貴之(タレント)
『瞬きすら惜しむ緊迫した映像。近年、これほどまでに気が抜けない作品は無かったと思う。どれだけの計算と準備が必要だったのか。
まさに釘付けの二時間だった。多くの命を救うための使命は想像を遥かに超える。登場人物の緊張感が観る側にも乗り移る。これを観ずに映画は語れない。』

■原田眞人(映画監督)
『「1917」はキューブリックの名作「突撃」へのオマージュとも言える塹壕トレンチでの移動から始まり、観客は、マジカルで悲惨、しかし最高級の興奮に満ちた戦場への旅に出て行く。私は純真無垢な映画ファンに帰って、2時間弱の伝令任務を、映像芸術の桃源郷を、手に汗握り堪能した。』

■小島秀夫(ゲームクリエイター)
『プライベート・ライアン」は、“上陸”作戦を、「ダンケルク」は、“撤退”作戦を描く、戦場を醸す映画だった。「1917 命をかけた伝令」は、戦場を横断するという“伝令”の側面をワンカットで繋いだ、奇跡の配達映画だ。自陣から最前線、敵地、さらに味方の元へと、様々に移りゆき、誰も観た事のない“戦場の表情”を露わにする。本作は、ヒッチコック(ロープ)→キュアロン(ゼロ・グラビティ)→イニャリトゥ(バードマン)から“伝令”を受けとったサム・メンデスが、全く新しい戦争電文を我々に届けてくれた』

■押井守(映画監督)
『延々と続く塹壕を果てしなき長廻しでワンショット。凄いアクションもないけど何より映画のスケールそのものを堪能できました。泥だらけなのに映像の美しさは特筆もの。戦争映画なのに抒情的。いろんな意味で注目の一作です。』

■高平慎士(北京五輪 陸上4×100リレー 銀メダリスト)
『ノーカットでの撮影による臨場感、また情景が素晴らしい。これほど主人公たちと行動を共にできる映画は観たことがない!戦場という張りつめた緊張感の中で「全力疾走」がリアルに描かれ、こちらも息切れしそうになりました!』

■塚原直貴(北京五輪 陸上4×100リレー 銀メダリスト)
『2時間の上映時間がこんなにも緊張と恐怖に包まれたことはなかった。歩いたり走っている時の息づかい・会話を共に進んでいるかのような共有感があり、『もし自分だったらどうするか』という自問自答を投げかけてくる描写に呼吸すら忘れるほどだった。』

■三原勇希(タレント/ラジオDJ)
『自分がまるでそこにいるかのようで、精神的に極限状態の2時間。戦場の距離感や塹壕の奥行きが手にとるように伝わる。心を失ってしまいそうな戦場で、詩的なシーンに何度も心が震えた。』

■浅野美奈弥(モデル/料理家)
『途中、何度もやめたくなるけど諦めずに走り続けるというまさにフルマラソンのような映画。主人公の気持ちと自分がマラソンの大会を走る時の気持ちがリンクしてとても感動しました。さらにワンカットという点もみどころで、終始ドキドキする緊張感を味わって観てもらえると思います。』

■ベイカー恵利沙(ライター/クリエイター)
『映画館のドアは1917年の戦場につながっていて、私は自分の人生の2時間を、イギリス兵士として生きた。まるで走り続けたあとかのように、全身の疲れを感じながら映画館を去ったのはきっとわたしだけじゃない。これは観る映画ではなく、命をかけてミッションを遂行する体験。』

■笠松則道(映画キャメラマン)
『ワンカット撮影ばかりが取り上げられますが、観ている内にそれは忘れてしまうほど、戦場の中に自分が置かれている感覚になりました。映画の撮影を志す若者に是非大きなスクリーンで観て欲しい。レンズは何ミリで撮っているのか?そんな観かたもあり!』

■佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)
『物語への没入感がすさまじい・・・緊張感が途切れず、何も起きない瞬間も目が離せない。いや、この映画には何も起きない瞬間なんてないのだ。あっという間の2時間。まさに戦場を体感したという思いがした。』

■辛坊治郎(キャスター)
『「全編ワンカット」という宣伝文句に釣られて本編を見た。最初は「カット変わりがない。スゲ~。」と思いながら見ていたが、いつしかそんな事を忘れてストーリーに没頭していた。映画館がリアルタイムの戦場になり、見るものは主人公と同じ体験をする。とんでもない映画が現れたものだ。』

■小堺一機
『この映画に”観客“は存在しない。観る者全てが“伝令”になるから。そしてそれは”命令“だ!御覚悟のほど!』

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映画『1917 命をかけた伝令』アカデミー賞撮影賞ほか、3部門受賞を記念して
50組100名様にムビチケコードが当たるTwitterキャンペーンを実施!

応募方法は映画『1917 命をかけた伝令』公式Twitterアカウントをフォローして、キャンペーン投稿をRTするだけ!ぜひご参加ください!


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映画『1917 命をかけた伝令』ムビチケコード 50組100名様


【応募方法】
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【応募期間】
2020年2月13日(木)0:00~2020年2月13日(木)23:59


【注意事項】
※当選者の方にはTwitterのダイレクトメッセージにてムビチケコードを送付致します。フォローを外すと無効となりますのでご注意ください。
※当選者の方への連絡は2月14日(金)を予定しております。ご連絡が予定より遅れる場合がございますので、予めご了承ください。
※応募資格は13歳以上の方で、日本国内在住の方に限らせていただきます。
※応募状況や当選についてのお問い合わせには対応できません。
※不通により、当選者様に賞品発送ができない場合は、当選の権利が無効となることがあります。
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「第73回英国アカデミー賞」でも、7部門受賞と快進撃が続く中、日本時間2月10日(月)、遂に最大の映画賞

「第92回アカデミー賞」が発表され、
<撮影賞、録音賞、視覚効果賞>3部門で受賞!!

撮影賞を受賞したロジャー・ディーキンスは、「仲間の撮影監督のインスピレーション、友情に感謝します。さらに支えてくれた妻や、スタッフのみんな、そしてサム・メンデス監督、このような素晴らしい経験を与えてもらい感謝しています。」と、喜びの表情を浮かべた。撮影賞を受賞するのは第90回アカデミー賞での『ブレードランナー 2049』以来、2度目となった。

本作は、サム・メンデス監督が、若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために”ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用した。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる【ワンシーン ワンカット】は、登場人物の感情や臨場感を表現する<長回し>として多くの監督がその手法を取り入れてきた。監督によると「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」さらに、本作は、映画の歴史を語るわけでも、何かメッセージを伝えたいというわけでもない。使える映画の技術はすべてつぎ込んだよ。映画は体験だ。観客には頭を空っぽにして観て、感じて欲しい」。撮影監督のロジャー・ディーキンスもその画期的な演出方法について「(長回しで撮影するために)照明器具を置くことができなかったり、天候に左右されたりして撮影は大変だった。だが、そこを注目して欲しいのではなく、それを忘れて作品の物語へ没頭してもらうことが目的だ」と語っている。

海外でも「本年度の作品でめざましい技術的な成果を残した作品の一つ」(バニティ・フェア)と評され、その画期的な撮影および演出に注目される本作。 53の賞、163部門で受賞&ノミネート(宣伝調べ:受賞とノミネーションの合計※ノミネーション後に受賞したものは、ノミネート数時点でカウント)を記録しており、今週14(金)から始まる全国公開は大いに盛り上がりを見せると期待が高まっている。

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壇上スピーチ

★撮影賞:ロジャー・ディーキンス
「仲間の撮影監督のインスピレーション、友情に感謝します。さらに支えてくれた妻や、スタッフのみんな、そしてサム・メンデス監督に、このような素晴らしい経験を与えてもらい、感謝しています。」(撮影賞を受賞するのは第90回アカデミー賞での『ブレードランナー 2049』以来、2度目。)
 
★録音賞:マーク・テイラー、スチュアート・ウィルソン
「本作のスタッフ・キャストを代表して受け取ります。塹壕のなかや様々な過酷な現場で、クルーの全員が素晴らしい仕事をしてくれました。プロデューサーやスタッフ、キャスト、家族に感謝します。そして、サム・メンデス監督がいないとこころに立てていません。本当にありがとうございました。」
 
★視覚効果賞:ギョーム・ロシェロン、グレッグ・バトラー、ドミニク・トゥーイ
「今作はドリームプロジェクトであって、VFXにどうアプローチするかのチャレンジであり、素晴らしい仲間たちとコラボレーションのできる機会でもありました。プロデューサーをはじめ、スタッフ、キャスト、そしてサム・メンデス監督に感謝しています。」

この度、全編ワンカット映像で展開する本作の一部始終が体感できる約3分半の長尺ワンカット映像が到着!

解禁されたのは、とあるフランスの農家に辿り着いたスコフィールドとブレイクが、建物内とその周りを散策する一連の様子が映し出された本編映像。
ひどく荒らされた形跡の残る部屋を目の当たりにして「嫌な感じがする」と呟くスコフィールド。その空間から逃げるように建物の外へと出ると、家畜小屋の傍には呑気に草を食べる牛と、搾りたての牛乳がバケツに残され、つい先ほどまで家主が穏やかに暮らしていたことを感じさせる。そんな中、上空に2機の友軍機と、1機の敵機が現れ、交戦に敗れた敵機が、2人の目の前に墜落!燃え盛る機体から反射的に敵の兵士を助け出した2人だが、数々の戦場を経験したスコフィールドの「楽にしてやろう」という賢明な提案に対し、年も若く心優しいブレイクは「水を持ってこい」と敵兵を助ける判断を下す。
敵兵の運命はいかに!?そして2人はそんな事態を乗り越え、明朝までにミッションを全うすることができるのか!?ワンカット映像であることをすっかり忘れ、気付けば物語に没頭してしまう驚愕の3分半が切り取られている。

本作で全編ワンカット映像を完成させ、今年度のアカデミー賞撮影賞で本命との呼び声も高い撮影監督のロジャー・ディーキンスは、「引き画を入れるか、どうカメラを動かせば周囲を見渡せるか、その瞬間を強く映せるか、ワンショット撮影というのはそのバランスが肝だった。ただ2人を背後から追うだけの映像にはしたくなかった。物語を描写する方法を模索したよ」とその苦労を振り返る。
解禁された映像でもわかるように追求されたワンカットのカメラワークは、観客を映画の世界へ誘うための方法として見事に作用しており、ロジャーは「観客にはワンカットの映像に気を取られずに作品を観てほしい。観客がストーリーに没頭して登場人物と一緒に体験するために作った映像だ。観客が撮影技術に気を取られるようではある意味失敗だ」とコメントを寄せている。英国アカデミー賞で監督賞を受賞し、アカデミー賞にも期待がかかるサム・メンデス監督は「映画は体験だ。言葉ではなく感情で観客を夢中にさせるものだ。だから私は使える映画技術をすべて使って、観客を戦争の真ん中に連れて行った。かつてない没入感だ」と劇中の物語に没頭することに注力した映像の仕上がりに自信を覗かせており、「観客にはワンカットの映像に気を取られずに作品を観てほしい。観客がストーリーに没頭して登場人物と一緒に体験するために作った映像だ。観客が撮影技術に気を取られるようではある意味失敗だ」とワンカット映像で映し出される驚異の映像体験に込めた想いを明かしている。

静かな空気が飛行機の墜落で一変していく一連の流れが詰まったロジャーによる圧巻のワンカット映像とともに、少しの会話やしぐさ、雰囲気、その場所におかれた環境から、キャラクターの個性や物語を語るサム・メンデス特有の詩的な描写も映し出され、命がけの伝令の一部始終をしかと体験することができる本映像。
ロジャー・ディーキンスによる圧巻の撮影技術はもちろんだが、サム・メンデス監督の熱いこだわりによって完成した映像体験を通して映し出される若き兵士たちの勇敢な挑戦に是非ともご注目いただきたい。

アカデミー賞を制するのはどの作品か!?本作の活躍にご期待あれ!

この度、戦場を駆ける2人の若き兵士の
友情からなる穏やかな一場面をリアルに描いた本編映像が到着!!
若い伝令兵のスコフィールドとブレイクが、敵が待ち構える罠から、兄弟を含む約1600人の味方の兵士を救い出すため、危険が潜む敵陣を駆け抜け、奔走する姿が描かれていく本作。不可能とも思える過酷なミッションをより臨場感たっぷりに映し出すために、撮影にはワンカット映像という画期的な技法が取り入れられた。
敵陣を駆ける2人をカメラが常に追い回す映像は、スクリーン越しにいる観客をあっという間に映画の世界へ誘い、まるで3人目の伝令兵として戦場に投げ出されたような錯覚に陥らせる。息もつけぬ展開が怒涛のように巻き起こっていくが、今回解禁された映像はそんななか訪れる安息のひとときを切り取った本編映像。

壮絶な戦いを物語る瓦礫の中を歩く、スコフィールドとブレイク。敵の姿が見えなくとも、ブレイクの息は上がり、スコフィールドも疲弊した様子を見せている。まだ19歳で前線に行けるならどんな任務も引き受けようと意気込むほどに前向きなブレイクは、同僚のウィルコの微笑ましいエピソードで場を和まそうとする。いくつもの戦場を経験している年上のスコフィールドは最初こそ冷たくあしらったが、天真爛漫に話し続けるブレイクの話についつい笑みを漏らしてしまう。命懸けの環境のなかでも、ふとした時に笑顔がこぼれる、そんな2人の友情からなる穏やかな一場面をワンカット映像のなかで丁寧に描き出したワンシーンとなっている。

「(当時の)兵士たちは友情や絆を深め、生涯の友となった。」と語るのは、19歳で伝令兵として戦場で活躍した祖父から聞いた話をきっかけに、本作の製作に踏み切ったというサム・メンデス監督。「だからスコフィールドとブレイクという全く違うタイプの2人が友情を築くところを描きたかったんだ。2人は意気投合して、絆を深めるが、なぜ友だちになったのか理由は分からない。分からないままにお互い助け合っていくんだ。」と当時の兵士たちが友情関係を築く過程を分析し、映画にもリアルに反映いったことを明かしている。ミッションのために同行する兵を選ぶよう指示された際、その内容も知らぬまま、傍にいたスコフィールドを選んだブレイク。その後、コリン・ファ―ス演じるエリンモア将軍の元へ向かい、やっとミッションの全貌を知ることになるのだが、そんな2人が危険な状況を乗り越えて、友情や絆を育んでいく様子が、当時の兵士たちにリスペクトを捧げるサム・メンデス監督によって丁寧に描き出されていくところも本作の見どころ。
ブレイクの兄弟も所属する1600人の兵士たちを2人は無事に救い出すことができるのか。驚異のワンカット映像はもちろんのこと、その凝縮されたスクリーンのなかで展開する兵士たちの勇敢な物語にも是非ともご注目いただきたい!

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「第73回英国アカデミー賞」にて
<作品賞、英国作品賞、監督賞、撮影賞、美術賞、音響賞、視覚効果賞>の
最多7部門受賞で圧勝!!

授賞式には、英国王室からウィリアム王子&キャサリン妃が臨席し、英国あげての映画賞は盛り上がりを見せた。
本作は、サム・メンデス監督が、若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために”ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用した。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる【ワンシーン ワンカット】は、登場人物の感情や臨場感を表現する<長回し>として多くの監督がその手法を取り入れてきた。監督によると「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」さらに、「本作は、映画の歴史を語るわけでも、何かメッセージを伝えたいというわけでもない。使える映画の技術はすべてつぎ込んだよ。映画は体験だ。観客には頭を空っぽにして観て、感じて欲しい」。撮影監督のロジャー・ディーキンスもその画期的な演出方法について「(長回しで撮影するために)照明器具を置くことができなかったり、天候に左右されたりして撮影は大変だった。だが、そこを注目して欲しいのではなく、それを忘れて作品の物語へ没頭してもらうことが目的だ」と語っている。

海外でも「本年度の作品でめざましい技術的な成果を残した作品の一つ」(バニティ・フェア)と評され、その画期的な撮影および演出に注目される本作。全米で拡大公開され、『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』を破り、初登場1位を獲得し大ヒット発進中!現時点で、アカデミー賞ノミネートを含めて総計で、50の賞、163部門で受賞&ノミネート(宣伝調べ:受賞とノミネーションの合計※ノミネーション後に受賞したものは、ノミネート数時点でカウント)を記録しており、快進撃が続いている。


第73回英国アカデミー賞<受賞>(最多7部門)
■作品賞 ■英国作品賞 ■監督賞 ■撮影賞 ■美術賞 ■音響賞 ■視覚効果賞

“屋外ロケでワンカット撮影”という驚きの手法で撮影された映像は、まるで観客にその場にいるかのような没入感を感じさせるのが最大の特徴。カメラが常にキャストを追いかけることで、若き兵士たちがミッションに立ち向かう姿をより臨場感たっぷりに映し出す。今回到着した本編映像をみても、2人の兵士に危機が迫る緊張の一瞬を観ている者に疑似体験させてくれる。託された“伝令”を少しでも早く届けるため、すでにドイツ兵が撤退したはずの敵地に残された古い塹壕を進んでいた2人。
物はすべて壊され、光の無い暗闇の中を手探りに進んでいた彼らだったが、残されたトラップにハマり爆弾が爆発してしまう。
あっという間に崩れ落ちていく塹壕の中、瓦礫の下敷きになったジョージ・マッケイ演じるスコフィールドは、大量の土埃で視界までもが奪われている…。
目の前には大きな亀裂、刻一刻と崩れていく壁や天井、進むべき方向すら分からない極限の恐怖、立ち止まれば確実に“死”が襲いかかる緊迫感あふれる映像だ。

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危険な撮影に思われるシーンですら、ワンカットであるが故に何があっても演じ続けなければならなかったジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンの2人。
入念なリハーサルを重ねる中で、マッケイは撮影が始まる前に体づくりを強化する必要があると気づいたという。
スコフィールドとブレイクは全編を通して常に走るか立っている。腰を下ろしているのは2~3シーンだけだ。それに、撮影では1日で60回は歩いたり走ったりすることになるかもしれない。そのことに気づいてマズいと思ったよ。と撮影の過酷さを振り返る。
実際の時間軸と同じスピードで物語が進行するから、毎テイクが演劇のようだった。一旦撮影が始まったら止められない。何か問題が起きてもやり通すしかなかった」とワンカット撮影の難しさを明かすマッケイの言葉に対し、チャップマンもカメラは主人公の2人から決して離れないとマッケイの言葉に重ねている。

刻々とタイムリミットが迫る中、絶対絶命とも言えるピンチに見舞われたスコフィールドとブレイク。彼らは、たった2人の超難関ミッション“伝令”を無事に届けることができるのか!?ぜひ、劇場で衝撃の映像を体感してほしい。

この度、驚異のワンカット撮影に挑む
英国の名優コリン・ファースの姿を捉えた本編映像が解禁に!
1600人の命を救うべく託された伝令…2人に待ち受ける運命とは!?

本作でコリン・ファースが演じるのは、若き兵士2人に不可能だとも思われる過酷な司令を課すエリンモア将軍役撤退したと思われたドイツ軍への攻撃を中止させるのが目的だが、たった2人の若者に1600人もの命を託す無理難題を突きつける。自身が演じたエリンモア将軍について分かっているのは、彼が策士だということだ」とファースは語る。さらに、「彼は非常に短い時間で伝令を課す候補者をチェックし、個人的な事情により全身全霊で任務を遂行しようとするであろう人物を意図的に選抜した。ブレイクの兄は第2大隊にいるから、必死で命を救おうとするはずだと考えたんだ。残酷な戦略だが、あの戦況では他に選択肢がなかった。」と役柄を分析する。

今回解禁されたのは、まさにエリンモア将軍がジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが演じる若きイギリス兵に、自ら伝令の内容を説明し、決して失敗が許されない任務であることを伝える重要なシーンとなっていて、ファースは「自ら出向き直接ミッションを伝えることで、事態の緊急性と彼の実用主義な性格を表現している。」と撮影を振り返っている。

“屋外ロケでワンカット撮影”という驚くべき方法によって撮影された本作。もちろん、ファースもこの手法で撮影に挑んでおり、何度もリハーサルを行ったとか。この撮影手法に対し、「すべての部門が事前に入念な準備を行う必要がある。俳優にとっては舞台作品の初日を迎える気分だ。ミスをカバーできるものはない。もちろん1つのシーンを数回撮影するが、何度も繰り返すわけじゃないし、最初から最後までどの角度から見ても完璧なカットに仕上げる必要がある。編集できないから、些細なミスでユニット全体が最初からリセットしてやり直すことを余儀なくされる。」とその難しさを説明、英国を代表する名優といえど、並々ならぬ緊張感で撮影に挑んだことが伺える。さらに、「製作チームの高い技術と創意あふれるアイデアには敬意を表すよ。すべてのチームが完璧に準備をしていることに圧倒された。」とも明かしており、メンデス監督と彼のチームの技術面における精密さに感銘を受けたようだ。

入念な準備を経て、見事にワンカット撮影に挑んだ名優コリン・ファース。そして、彼から伝令を受け取った新進気鋭の若手俳優ジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンの2人には、一体どんな運命が待ち受けるのか…ぜひ、スクリーンで確かめてほしい!

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